2009年01月22日

病を知る 「増える“現代病” しびれ」

 2009年1月6日掲載  日本経済新聞より

前回よりつづく

痛みと発熱、疲労は変調を知らせる警報です。
しびれも同じですか。

「しびれとは何かというと、神経の障害のよって
感覚が過敏になったり低下(鈍麻)したりすること。


しぴれが出たら、どんな病気が疑われますか。

「特定の部位がしびれる場合、診断は比較的
容易です。
例えば利き手の親指、人さし指、中指の三本が
しびれるなら手根管症候群、ひじから下の小指側
のしびれは肘部管(ちゅうぶかん)症候群が疑われ
ます。
頚椎(けいつい)症や頚椎椎間板(ついかんばん)
ヘルニアも片側の腕や足にしびれが生じます。」

「一方、両側の手と足など複数部位がしびれる場合、
病変がどこにあるか分からず、重大な病気が潜む
可能性があります。
例えば糖尿病や膠原(こうげん)病、がん、脊髄(せき
ずい)炎などです。薬のの副作用や動脈硬化が進み
足にしびれや痛み、冷感が生じることもあります」

気になる人は何科を受診したらよいですか。

「しびれが特定の場所に限られるなら整形外科、
複数部位なら神経内科
を勧めます。動脈硬化が
疑われるなら循環器内科
で治療してもよいでしょう」



Posted by 伊藤 孝 at 13:54│Comments(0)
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