
昨日は、猛烈の厚さの中、上棟しました。
大工さんが頑張ってくれて屋根まで完成することが出来、今日、屋根に防水紙を敷いたので、雨が降っても大丈夫です。
施主様の奥さんのお母さんが上棟日の夕方、来て下さいました。
お母さん
「この子達は、お金がないので、大分無理を言ったのでしょうね。申し訳なかったですね」と私に言葉をかけてくれました。
施主の奥さん
「それでも土台も柱も総桧でやってくれて、こんな言い材料でやってくれて助かったね」と言っていました。
私の考え方
予算が無いからと言って、土台も柱も集成材又は外国の材料でやったら、地元の工務店としてのポリシーがなくなる。それだけは何としても、出来ない。
日本は、世界に類をみない高温多湿の国です。
真夏は壁の中の温度が60~70℃になるとも言われています。
桧の無垢の木でやれば、調湿作用をしてくれるので、壁の中が蒸れない。
それを集成材でやったならば湿度調整の能力も、かなり落ちる。ましてや、外材であるならば、長持ちの点では心配である。
どんなに予算がなくても、土台。柱は無垢の木、桧でやりたい。これが地元の工務店としてのポリシーである。